第5戦マイアミGPの特集となる「#5 2022 F1 GPニュース」が、フジテレビnextにて放送されました!
今回も他では得られない情報や解説陣のコメントで大いに楽しめました!
私の印象に残った情報やコメントを報告します!
Contents
一番印象的だった特集!表彰台セレモニー前のドライバー雑談が今回もありました!
前回も私のお気に入りだった表彰台セレモニーを待つ控室でのドライバー3名による雑談ですが、今回も特集されていました!
やっぱりコレ面白いですよねぇ~。
今後も是非、国際映像でとらえ続けて欲しいですし、番組でも取り上げて欲しいです!
シーズン終盤になってチャンピオン争いが佳境になった頃とかスゲー見てみたい!無言かもしれませんが(笑)
ピリピリも体感してみたいですよね!
3人の雑談内容
フェルスタッペン、ルクレール、サインツが雑談していた内容は以下でした。
雑談内容より!
会話の内容としては、前回の方がドライバーそれぞれの意見があったりと面白かったですが、レース直後にこういうテンションでこんな話をしているのか~、と垣間見れるのはやっぱり面白いですよねぇ。
山本さんは、このドライバーの会話からもフェルスタッペンがレースを俯瞰して見れていることが分かるし、完勝だったと褒めていました。
印象深かったコメント・情報の紹介
コース紹介など
今回も番組冒頭で米家さんからコース紹介がありました。
サーキットの特徴
- スタジアムをぐるっと囲んでいるサーキット
- 8-11コーナー、16-17コーナーまでの長いストレート2本がありつつ、セクター1は高速コーナーがあり、セクター2にはタイトな低速コーナがあり、意外と色々なバリエーションがあるサーキット
川井さんと山本さんからは、サウジアラビアやバクーと似ているとの意見がありました。
特に14-15コーナーの狭い区間が似ていると感じるようです。
米家さんから、高圧洗浄の結果、アスファルトが取れてしまい石が露出、走行により小石が飛んでしまったという運営のまずさについての指摘もありました。来年以降は改善されるでしょうか。
チケットが高額!
今回の最高額シートは、13,000ドルだったと紹介がありました。現状の円安水準では169万円ナリ・・・。
山本さんは、2年前の鈴鹿で最高価格シートが8万円、今回のマイアミでの最安価格シートが8万円でビックリされていました・・・。
予選でレッドブルとフェラーリの戦い方が分かれていた
川井さんから、予選でフェラーリは新型のウイングを投入しなかったと紹介がありました。
フェラーリは新型ウイングだとダウンフォースが軽くなりすぎ、タイヤのデグラデーションを心配したそうです。それに対しレッドブルはむしろ軽めのダウンフォースでいったようです。
2チームが戦略を正反対として戦い、拮抗しているのは興味深いですねぇ。
角田選手の予選までの戦い方に賞賛
米家さんからは、角田選手は最後のアタックラップが決めきれなかった要因は、ガスリーに前に行かれてしまったことで、タイヤをうまく温められなかったこともあったとしていて、本人は「いい勉強になりました」と言っていたとレポートがありました。
FP1から仕上がりが良くなかったのに、ここまでもってきたのが良かったですねと褒めていました。
山本さんは、角田選手は初コースで速い走行ラインをマスターするのが早いという印象を持っているそうです。
メルセデスの迷走
米家さんから、メルセデスは実戦テスト状態で、土曜日に少しだけセッティング変更しただけなのにポーパシングが再発生してしまい、金曜日のセッティングに戻したのに解決せず、要因が何かチームも分かっていない状態だった、とコメントがありました。
決勝結果は多少良くなって来たようにも思いますが、トップ2チームとはレベルが違い過ぎますものね・・・。
川井さんは上下動が分かるグラフでメルセデスとフェラーリを比較していました。
そうそう!まさにこういう比較が見てみたかったんですよ!
メルセデスはバンプを乗り越えて揺れ始めるとそのまま止まらなくなってしまっているようです・・・。
決勝中のエンジニアの戦い
川井さんが紹介していた、決勝中にルクレールとフェルスタッペンにそれぞれのエンジニアから出ていた指示の比較が面白かったです。
エンジニア⇒ルクレール:4,6,7コーナーが速いぞ!
エンジニア⇒フェルスタッペン:全体的なペースを考えて4,6,7コーナをどれだけ攻めるべきか考えろ!
これを受けて、フェルスタッペンは高速コーナーである4,6,7コーナーを加減して走り、右フロントタイヤをいたわっていたようです。
エンジニア勝負でも、今回はフェルスタッペン陣営が一つ上をいっていたように感じますね!
米家さんは、フェラーリはコーナーで稼いで速く走るクルマに仕上げちゃっているのでどうしても高速コーナー4,6,7で頑張らないといけなくなった、という点も指摘していました。
1周のペースを比較した際に、フェラーリが高速コーナーで稼いだ分では引き離しきれずにイーブンペースとなり、タイヤを守れてトップスピードが高いレッドブルが逆転した、ということのようです。
追いかけたりオーバーテイクすることは、フェルスタッペンは得意なイメージがありますし、今後もこのパターンならドライバーズランキングの逆転もありますかねぇ?
終盤のVSC⇒SCでルクレールがピットインしなかった件
川井さんによると、ルクレールはポジションを失わずにピットインすることが出来たようです。
ただ、ピットインしても3周使ったソフトか、温まりが悪い新品ハードだけしか残っていなかったからしなかったのでは、という意見でした。
決勝に向けたタイヤの残し方が、レース前はレッドブル不利に思えたが逆だったそうです。(レッドブル:ミディアム2、ハード1 フェラーリ:ミディアム1、ハード2)
確かにレース前の中継でも大丈夫か?ってコメントされていましたね。
もしあのタイミングでミディアムが履ければ・・・、逆転もあったかもしれませんねぇ。
番組内ドライバーオブザデイ
番組内で独自のドライバーオブザデイを募集していました。
結果は
ラッセル13票
アルボン11票
オコン6票
フェルスタッペン5票
サインツ3票
でした。川井さんと米家さんはアルボン、山本さんはフェルスタッペンを推していました。
スペインGPの展望
川井さんと山本さんは、次戦スペインもタイヤマネジメントが重要となるサーキットであることから、同じようにフェラーリがコーナー重視、レッドブルがストレートとタイヤ重視でセッティングを進めていって、予選ではフェラーリが前、決勝でレッドブル逆転という再来があるのではと予想されていました。
投入が予定されているアップデートの効果にもよるでしょうけれど、そういう展開になって、チャンピオン争いがさらに盛り上がっていくと良いですね!
まとめ 特に印象に残った情報・コメント
ドライバー雑談紹介は是非続けて欲しいです。ホントお気に入りです(笑)
決勝中のエンジニアの戦い紹介も、裏側が見れたようですごく興味深かったですね!
ピットインしなかったルクレールの考察もスッキリしました。
ペレスに中古ソフトタイヤという選択肢がなかったかは触れられていなかったので、ちょっと残念でしたね。生放送を見れなかったので、事前に質問投稿しておけばよかったです。
次戦もレッドブル善戦の期待が高まり、楽しみになりました!
角田選手・アルファタウリも、テストで良く知っているコースで外さないでしょうということなので楽しみです。クルマの地力勝負になると、それはそれで有利なのか微妙なとこですけど・・・。
次戦も楽しみましょう!では!