第4戦エミリアロマーニャGPが終了しました!
膠着状態が続いている時間も多かったですが、所々で白熱したバトルが飛び込んでくる面白いレースでした。
自分のひいきのドライバーが活躍したり、一方的だった流れが変化したことによる面白さもありましたけど(笑)
Contents
決勝結果
まずは決勝結果です。
決勝の個人コメント
フェルスタッペンについて
まさか前戦と真逆での圧勝!びっくりしました!
金曜土曜の流れから、決勝は雨の影響があるとフェラーリ優勢になってしまいそうだなと思っていましたし、中継が始まった瞬間に見えた雨の路面でガッカリしていました。
スプリントで失敗して不安だったスタートもきっちり決めて、1コーナーを押さえて。ノリスを抜いたルクレールがどんどん迫ってきてしまうかと思っていたら、むしろ引き離していく。
たっぷり引き離したら、天候による不運なども起きず、同じ作戦を後からかぶせていくだけ。
付け入るスキがない完勝でした!これでこれからのシーズンがちゃんと白熱していきそうで、楽しみになりました。
2位からのリタイア2回がなかったら、トップですしね。今後また信頼性トラブルが出てしまうか、サーキット特性によってどうなっていくかですねぇ!
ルクレールが落ち着いて戦っていけば、まだまだフェラーリの方が速そうですし、分がありそうすけどね。
ルクレールについて
偶数グリッド側のスタートが不利っぽかったところから始まり、うまく行きませんでしたね。
それもスプリントで負けてしまったことが要因ですし。一つがちょっとだけうまく行かなかったことが積み重なり、結果として代償が大きかった、というようなレースでした。
このレース結果によってフラストレーションがたまったり、焦ったりするとさらに負のスパイラルですね・・・。
クラッシュして0点レースでもおかしくなかったですから、そこを幸運ととらえてしっかり前を向ければ、ほぼチャンピオン間違いなしなんですけど。
1週間あいているのも、頭を冷やせて幸運かもしれませんね!
サインツについて
不運といえば不運なのかもしれませんけど。
シチュエーションや位置関係はちょっと違いますが、ルクレールは無理をせずノリスを前に行かせていました。
上位間違いなしのマシン。1周目のリスクを最小化する走りが出来ていたでしょうか?
またしてもルクレールが楽になりましたね。
ペレスについて
サインツと同じように、予選やらかしたセカンドドライバー同盟でしたが、対照的にキッチリとリカバリーしました。
決勝でのペースを見ていると、予選をもっとうまくやっていたとしても、フェルスタッペンと張り合うにはまだまだかなとは思いますが、オーバーカットされた直後のここしかない!という完璧なオーバーテイクは素晴らしかったです。
ノリスについて
第2戦までが信じられないような活躍でした!
戦闘力が大幅に向上している可能性もなくはないですが、おそらくはドライバーの腕ですよね。
雨絡みでどんなマシンでもキッチリ上位って、ホントスゴイ。
角田選手について
本当に本当にスバラシイ活躍でした!!
ストロール以下に張りつかれていた時期に、DRSの使用許可が出ていなかったことは単純に幸運でしたが、きっちり抑えるところは抑え、じわじわと詰めてオーバーテイクもズバっと!
スタートリプレイでは、芝生にタイヤを落としてあわやクラッシュ寸前でしたが、よく立て直しましたね!あの復帰は実力だけでなくてもちろん幸運もあったでしょうけど、まさにこのレースや今後のドライバー人生での『運命の分かれ道』になるのかも・・・といっても過言ではない気がします。
同じサーキットで2021年に予選でクラッシュして以降、暗黒時代突入のキッカケでしたが、それも今となっては甘えや遊びを捨ててトレーニングやドライビング向上に全振りする姿勢に繋がりましたし。
今年は成長・飛躍のきっかけになりそうです。そういう意味では、とても相性がいい人生を変えるほど大きなサーキットになるのかもしれませんね!
ガスリーに完勝!今年レッドブル昇格がなければ辞めちゃうよ!って発言して、それを考慮するようなレッドブル首脳のコメントもありましたが。
あれっ?そのつもりで準備してたけど、チームメイトの方が良くない??じゃそっち上げちゃうか!
・・・って流れが見えてきましたよ!!(妄想)
ラッセルについて
立派でしたね~。
同じマシンでガスリーをどうやっても抜けないハミルトンを尻目に、全ドライバー中最大の7ポジションアップ。
これまで全戦で5位以内を取っている唯一のドライバーだそうです。安定しています。2021年のマシンでハミルトン・フェルスタッペンとの戦いが見たかったなあ!
ベッテルについて
実質2戦目での入賞はさすがですね。
シーズン中引退だの、レッドブルから声かかっただの、変なゴシップが出ていますが、今後も周囲を黙らせる活躍に期待しています!
シューマッハについて
イモラでアロンソ対シューマッハ因縁の・・・とか、こじつけはともかく(笑)
マグヌッセンの存在をプラスに変えていかないと、厳しいですね。どんどん追い込まれてしまっているように感じます・・・。
まとめ
4月はそれぞれ1週あいて2戦の開催でした。
これぐらいのペースで十分ですけどね(笑)
ポールポジション、全ラップリード、ファステストラップを1戦目はルクレールが、2戦目はフェルスタッペンが達成と、非常に対照的な結果となりました!
やはりこの二人で2022年は盛り上がっていくのでしょうね。
フェラーリの方が実力はまだまだ上のように感じますが、アップデート効果がイモラでは分かり辛かったのも事実です。レッドブルが意外と詰められていました!ってことは期待薄だと思いますが、タイヤの持ちは互角か上回るところまで持っていけているのかもしれません。
これからも白熱した展開を期待しています!角田選手もこれを弾みとして大活躍の一年にして欲しいですね!
では!