第16戦イタリアGPが終了しました!
会心のポールポジションからスタートするルクレールに対し、フェルスタッペンはペナルティにより7番手スタート。
フェルスタッペンは混乱を避けて無傷で追い付くことが出来るのか。
ルクレールは追いつかれるまでにギャップをどれぐらい拡げられるのか。
二人ともタイヤはどれぐらい温存が出来るのか。
興味深いバトルになるかと思いきや、序盤数周でグイグイ順位上げる展開となりました・・・。
一方で最後方からスタートする角田選手や、前日の予選でも光る走りを見せポイント圏内からの出走となるデ・フリースにも注目の集まる決勝となりました!
序盤のVSCで珍しく攻めに出たフェラーリや、最終盤のSCは残念ながら解除されずのフィニッシュとなったことも印象深いGPでした。
Contents
決勝結果
まずは決勝結果です。
※ルクレール以下は全員、予選順位から出走グリッドが変化。下表にて。
ドライバー | 予選順位 | グリッド | 変動 |
フェルスタッペン | 2 | 7 | -5 |
サインツ | 3 | 18 | -15 |
ペレス | 4 | 13 | -9 |
ハミルトン | 5 | 19 | -14 |
ラッセル | 6 | 2 | +4 |
ノリス | 7 | 3 | +4 |
リカルド | 8 | 4 | +4 |
ガスリー | 9 | 5 | +4 |
アロンソ | 10 | 6 | +4 |
オコン | 11 | 14 | -3 |
ボッタス | 12 | 15 | -3 |
デ・フリース | 13 | 8 | +5 |
周 | 14 | 9 | +5 |
角田 | 15 | 20 | -5 |
ラティフィ | 16 | 10 | +6 |
ベッテル | 17 | 11 | +6 |
ストロール | 18 | 12 | +6 |
マグヌッセン | 19 | 16 | +3 |
シューマッハー | 20 | 17 | +3 |
決勝の個人コメント
フェルスタッペンについて
またも完勝でした・・・。
これで5連勝、史上8人目とのことです。
手が付けられませんね。
終盤にフェラーリがソフトタイヤで追ってきても、ミディアムタイヤのフェルスタッペンとの差が思うように縮まっていかなかった所が象徴的でした。
アレを見ると、ガチンコでは何やっても勝てなかったということなんでしょうね。
よほど展開が味方しない限りは勝ち目がなさそうでした。
最終盤のセーフティーカーは、もしフェルスタッペンがピットに入れないぐらいのギャップに出来ていれば強烈な追い風になる可能性はありました・・・。
どちらにしても、撤去に時間が掛かったことでセーフティーカーランでフィニッシュとなり、昨年最終戦のような超スプリントバトルは実現しませんでした。
解説陣がコメントされていた、『ホンダ「製」エンジンが現行PUになって以降獲得できていなかった表彰台で優勝、スゴイエンジンになった』という部分は、やはり日本人として誇らしくなりますよねぇ!
GP2エンジン!とか言われて一方的に悪者にされてたんですもの・・・。
ルクレールについて
予選で会心の走りでポールを奪取しただけに、残念でした。
序盤のVSCでピットインするという戦略を取っていましたが、先に動いて攻めに出るパターンは最近なかったので、少し驚きました。
さすがにあのタイミングでハードにつなぐほどのギャンブルではなかったですけど・・・。
でもあのまま何もしないままだと結局、フェルスタッペンに攻略されてしまいそうでした。
ミディアムのもちとペースと展開次第では、唯一勝てる可能性のある戦略だったように思いますので(結果論ではもちもペースも足りなかったにせよ)。
コンサバでバタバタしていた今シーズンにはない、光る判断だったように感じました。
次戦シンガポールでは何としても8位以内を確保し、フェルスタッペンの戴冠を阻止してください!
デ・フリースについて
私も非常に注目していましたので、最初から最後までずっと気にしていましたが、本当に堂々とした走りでした!
当日の決勝後のコメントでも、肩が壊れた!と叫んでいましたが、翌日に確認したSNSで衝撃だったのは以下のシーンです。
Somebody help that man! @nyckdevries was elated but also exhausted after Sunday’s race 😀😰#ItalianGP #F1 pic.twitter.com/XVaAonAbz3
— Formula 1 (@F1) September 11, 2022
自分で降りられないほどの痛みと闘いながら、入賞圏をひた走っていたんですね・・・!
凄いなあ・・・!
色んなドライバーに祝福されていましたが、本当にすごいことを成し遂げたと思います。
でもホント、もしシンガポールで代役だったらこうはいかなかったでしょうから・・・。
チームメイトのおかげ?で対比もより鮮やかになっていますし。
もってるなあ!とも思います。
生き残りにそういうのってホント必要ですもんね。
角田選手について
決勝用のセッティングにしていたはずですが、思ったより抜いていけませんでしたね・・・。
これならやはり、前戦の戒告がなければ・・・とか考えちゃいますよね。
粘りのレースとしてチームからは評価されているようなのはせめてもの救いです。
きっとここから先はPU寿命を気にせずプッシュ出来るでしょうから、期待しています!
まとめ
さあ次はシンガポールです!
いよいよ本当に戴冠の条件が出てきて、王手一歩手前!って感じですね。
次戦はペレスとルクレールの条件付きですし、ルクレールの8位以上条件はよほど大きな事故がなければ達成出来るでしょうから。
次戦も勝利し、問答無用で戴冠できる鈴鹿へとつなげて欲しいですね!
ちょっと間が空きますので、その間はグランプリニュースを見て気持ちを盛り上げたいと思います!
クールダウンルーム特集見たいなあ!