2022年F1GP

2022F1第17戦シンガポールGP決勝

第17戦シンガポールGPが終了しました!

前日予選でフェルスタッペン渾身のアタックはガス欠により?完遂出来ずに8位に沈み。

ルクレールのポール、ハミルトンの3番手スタートに注目が集まる中、サクッとペレスが先頭奪取!

湿度と風の影響か思った以上に乾いていかない路面と、ナイトレースがゆえに目視が効かずに難しいコンディションの中、いち早くドライタイヤギャンブルに出たのはやはりラッセル!

…しかしうまくいかず!

角田選手もタイヤ交換の罠にはまってクラッシュ…。

8番手スタートとなったフェルスタッペンは積極的な追い抜きを繰り返し、4位を狙える位置まで上げながらも、終盤ノリスとのポジション争いであわやクラッシュのミス!

結局7位に沈み、予選決勝とバタバタしたレースになりました。

シンガポールGP恒例のSC・VSC入り乱れる中、終わってみれば最初から一切トップを譲らずにペレスの勝利。

今年はモナコも勝利。あまりストリートに強いイメージありませんが、雨がらみの制覇となったグランプリでした!

Contents

決勝結果

まずは決勝結果です。

2022年第17戦シンガポールGP決勝結果2022年第17戦シンガポールGP決勝結果

 

※予選11位だったラッセルがPU交換により最後尾。12番手以下が1つずつ繰上り。

決勝の個人コメント

ペレスについて

ほとんどの視聴者・観戦者がポールと3番手出走に注目する中、うまいこと2番手スタートからトップへ浮上!

その後後ろはゴタゴタしましたがほとんど映らずに快走。

ワンミスが命取りのストリートコース、濡れた路面、最後まで集中力を保っていましたね。

最終盤にはルクレールに背後まで迫られた上に、SC中の違反でペナルティが見込まれて最大の窮地に立たされるもなんとか凌ぎ、ルクレールのタイヤのタレも手伝ってかペナルティが出ても大丈夫なギャップを築いての逃げ切りでした。

かたやフェルスタッペンのレースはグダグダでしたから、シーズン序盤にこういう展開がもしあったら、その後の流れもかなり違っていたかもしれないですねぇ…。

お見事でした。

フェルスタッペンについて

正直、次戦鈴鹿で優勝=チャンピオン確定の条件クリアラインばかりに気を取られながらの観戦でした(笑)

ノリスと競り合いになっていた時には、

『そ…そんなにリスク取らなくていいから!!』

と叫びながら見てたのですが案の定(苦笑)

最終的にあと1台抜けていれば、鈴鹿優勝で即チャンピオン確定だったのでちょっぴり残念。

とはいえ、予選でチグハグ、決勝にも良くない流れを引っ張ってメタメタな週末でしたね…。

もう今シーズンの勝負はついたといえる局面だったからいいようなものの、もしこれがシーズン序盤だと一気に他に流れがいってしまうような失態だったように感じました。

逆に2022年は一度もこういったスキを見せてこなかったことが、マシンの一発の速さに劣りながらも圧倒出来てきた理由だったとは思います。

来シーズンはどうなるかなー(鬼が笑いますが)

リカルドについて

2023年以降のシートがどんどん危うくなってしまっている中、16番手出走からの5位入賞はお見事でした!

マクラーレンは4位-5位フィニッシュと大量得点、アルピーヌとの争いが最後まで熾烈で面白いですね!

いいドライバーコンビなんだけどなぁ…。

ベッテルについて

引退まで一戦一戦近づいてきてしまい、寂しい気持ちです。

ちょい濡れちょい荒れレースでしっかり入賞をもぎ取ってくるあたり、さすがでした。

まとめ

時間制限レースとなるのもシンガポール恒例でした。

雨がらみレースは気が抜けず面白いですね。

ただ例年追い抜きが難しかったシンガポールで、改良マシンではどれほど追い抜きが出来るかはちょっと分かり辛かったですね。

なんとなく改善していそうではありましたが、来年以降も注目してみたいです。

さて…。いよいよ待ちに待った鈴鹿です!!

フェルスタッペン優勝+ファステストラップなら問答無用でチャンピオン確定。

優勝でルクレール3位以下でもチャンピオン確定。

ペレスが間に入れるかどうかがキーになります。

初観戦の鈴鹿、チャンピオン確定の瞬間に立ち会えることに期待しています!!

鈴鹿に向けて、また鈴鹿の最中もグランプリニュースが特別体制で企画されていますので楽しみです↓