夏休み明けから3連戦の3戦目、第16戦イタリアGP予選が行われました!
決勝で抜けるレースとの判断から数多くのチームがペナルティ覚悟でPU投入。
決勝を見据えたセッティングで予選を戦うドライバーも多かったようです。
角田選手も前戦のなんだかなぁ戒告によるグリッドダウンが確定していたので、ついで?にPUも替えていました。
虫垂炎(盲腸?)でダウンのアルボンに変わって、F2チャンピオンのデ・フリースが急遽ウイリアムズでF1デビュー!
話題に事欠かない予選となりました。
Contents
予選結果
個人的な感想!ポジティブサプライズ!
ルクレール
やはりここぞ!という場面で、なんとしてでも結果を出しちゃうのがヒーローの要件ですよね!
圧巻でした!
もちろんフェルスタッペンはペナルティがあるので決勝寄りのセッティングはしていたようですが、それでも僚友に対してしっかりギャップを築いてのポールポジション獲得。
直近のライバルはみんなペナルティだったので、最悪4番手でも首位スタートではありましたが、きっちり結果を出してきました。
少しでも自分が前に行っておけば、それだけフェルスタッペンを後ろに落とせますしね。
まあでもそういう事情がどう、とかではなくて。
やはりここぞ!でのトップタイム。
プレッシャーも掛かる中、すごいなあと感心しました。
決勝は前評判通りならもしかしたら厳しいのかもしれませんが、今年は前評判通りでないことも多いので(笑)、白熱したレースを期待したいと思います!
デ・フリース
いやー・・・、スゴイ。
土曜から乗って、FP3走ってもう予選ですもんね・・・。
確かにFP1も走っていたとはいえ、アストンマーティンからですし。
他チームのマシンで走ることが助けになるかというと・・・下手したらむしろマイナス?!
Q1の1回目こそラティフィにほんの少し先行されましたが、2回目からキッチリ上回っていました。
Q2では2回目のアタックで勇み足があり、完遂できず。
あれでもしQ3とか行けてたら2人目のヒーローでしたよねぇ・・・。
でもその片鱗はしっかり見せた感じでした。
しかし「ウイリアムズで」「このレースで」乗れたという条件にも後押しされてはいます。
もってるなあ・・・ってのもヒーローの条件ですよね!
決勝ではペナルティの影響でポイント圏内からのスタートですし、いきなりそこでも結果を出してしまうのか注目しています!
角田選手
悪くなかったですよね!
Q1でもちょっと走るタイミングが周囲と違っていたり、決勝に向けたタイヤ温存が必要だったとはいえ、皆がラストアタックに向かう中でピット待機。
それ、トップドライバーのやつじゃないすか!!(笑)
決勝用のセッティングだったことも確実でしょうし、同じ路面コンディションならガスリーに対してむしろ上回っていたように感じます。
20番手からのスタートにはなりますが、どこまで上がってこれるか非常に楽しみです!
個人的な感想!がっかりサプライズ!
ラティフィ
勝ったデ・フリースをほめるべきかもしれませんけど、負けちゃダメですよね。
たった1セッションしか乗ってない相手に負けちゃうって致命傷な気はします。
川井さんと右京さんの解説でも若干茶化されていましたが(笑)、何で止まらなかった分からない!って言い訳のように叫ぶのも、カッコ良くはなかったですね。
とはいえ今年は雨で意外な速さを見せていました。
何がハマると良くて、普段は何がいけないんでしょうねぇ・・・。
ハースチーム
フリー走行であまりにトラブル連発で全然セッティングが煮詰められなかったんでしょうね。
ミックはフェラーリアカデミーからも外れてしまったようですし、頑張りどころでこうなってしまったのは可哀そうです。
セッティングの関係でおそらく決勝もツラい展開でしょうけど、最後まで頑張って欲しいですね。
まとめ
2022年は追い抜きがしやすい!ってコースでそうでもなかったり、追い抜きがしにくい!ってコースでむしろ抜けたりという展開がありました。
果たして今戦は、前評判通りに本当に追い抜きがしやすいんでしょうかね?
このまま決勝を迎えるのであれば、PPルクレールに対してフェルスタッペンは7番手からスタートだそうです。
ペレスは13番手スタートで自信なさげ。
イタリアを終える頃には2人に絞られている可能性も出てきましたね。
とはいえ最近大波乱が起きているイタリアGPでもありますので、虎視眈々と初優勝を狙える位置にいるラッセル。
近年の大波乱の主役であるマクラーレンの2人にガスリーも前にいます。
まさかとは思いますけど、デビュー戦のデ・フリースも・・・?
角田選手も後方から爽快なレースを見せてくれることを楽しみにしたいです!
ホント前方も後方も興味深く、忙しい決勝となりそうです!